特別展「三国志 THEREE KINGDOMS – Unveiling the Story -」@東京国立博物館

きーるだじょ!!2019年7月21日(日)、7月9日から9月16日まで東京国立博物館・平成館で開催されている「特別展・三国志」見てきました!

今日はムシムシして暑かったけど、上の画像の関羽さん見たさにいってまいりました「特別展・三国志」@東京国立博物館!さすがに人は多かったけど、歩けない&見えないほどじゃなかったので2時間半くらいかけてゆっくり見てきました!

 

う~ん、やっぱり関羽さん、男前^^。さすがカミサマになるだけあります。関羽さんは現在もカミサマとしてお祀りされていて、きーるは横浜中華街の関帝廟によくお参りにいきます。関羽さんは信仰の対象になっているので、その姿はかなり誇張されています(顔が赤いとか、ひげがめっちゃ長いとか)。この像はそういった誇張がほとんどなくすっきりしているものだそうです。大きな像でした!

馬やら騎乗の様子を模した副葬品があったり。

 

こんな感じの小さな置物みたいなのがあったり。

これはけっこう大きかった。キリンなんだろうか?顔がおとぼけだね^^。

こんな武器がありまして、解説がついてました。読んでみたらなんと!

鉤鑲(こうじょう)という武器というか防具というか、そういうものらしく、なんと魏の曹丕(文帝・曹操の息子で後継者)がこの武器を二つ使う武芸を学んでいたとか。こんな感じで使うらしい。

最後は、蜀から出土した「西王母」の画像石。曹操のお墓(曹操高陵)の画像石もあったんだけど、それはまたこんど。

道教系の信仰の対象はあまり変わってはいないんだね。西王母さま、しっかりいなさる。この時代以降、身分ある人のお墓の玄室にはたいていいらっしゃる。人の魂魄の行き先は同じだけど、関羽さんは自分がカミサマとして祀られることになるなんて、思っただろうか?関羽さんは弱きを助け強きをくじくカミサマ。道教のカミサマとしては「商売の神様」として信仰を集めているけど、きーるは「悪いものを焼き尽くし、しかるのち人を正道に立ち返らせる」カミサマなんじゃないかなーと思います。生前、関羽さんは庶民には優しかったけど、豪族とか貴族とか有力者とかには厳しかったみたい。無念な亡くなり方をした関羽さんだけど、1800年以上後の世でもその存在と名前が知られているってスゴイことだよね。

気が付いたら2時間半、歩き詰めで疲れちゃったけど、関羽さんに会えた今日でした。

コメント