キールだじょ!!
2018年5月5日・5月6日 本命馬・勝負レースの再考です!
<5月5日・東京9R立夏S・4歳上1600万下・ダート1600m>
キール本命馬 3枠4番 シュナウザー 13着
10か月半の休み明けだったシュナウザー、さすがにここはお休みが長すぎた><パドックでも細く映っていましたね。そうと知りつつ買ったのはキール自身の責任で、シュナウザーは悪くない。出遅れてリカバーしようとして内から脚を使って5番手へ。最後の直線はチグハグになってしまった前半のツケがやってきて伸びずの13着でした。
勝った大外8枠14番マジカルスペルは休み明けの前走・中京ダート1800m・1000万下をたたいて(1着)昇級で臨む一戦。スタート良く、逃げるメイショウサチシオの外から折り合って2番手。3角手前では逃げるメイショウサチシオを追って3番手のアナザートゥルースに1馬身差。
直線入口から持ったままで先頭に立つと残り400mあたりから追い出して、残り200m地点ではすでに独走態勢。2着馬に7馬身差(1.1秒差)をつけての快勝でした。
テンの2ハロン目は11秒ちょうど。W字の軌跡を描く東京ダート1600mのラップの形。
テン3ハロン目が12秒台には落ちず、3角までにある程度の流れがあった展開でした。ラップ表④でわかるとおり、4角からはスピードの持続力・瞬発力が問われる形になっています。
先行勢のこの2頭はレースラップに近いラップ構成。マジカルスペルは強かったのが良くわかります。
そして東京ダート1600mならではのエニグマの末脚。最後方追走から大外通っての競馬なら、よくここまで来たね!って感じですね。
シュナウザーは強い子だと思ってますので、仕切り直しで状態が上向いたところで出走してくれたら、次は勝ち負けできるんじゃないかと思います。
マジカルスペルはキールの自作指数的には、前走「71」とさほど高くはないのですが、先行できる馬であること、鞍上ルメール&藤原英昭厩舎でやる気ムンムンな気配、販路調教のものすごい時計(51.6-12.3)から、来ちゃうかなという馬でした。そして1番人気単勝2.7倍。
シュナウザーの状態を別にしたら、キールが買いたかったのはシュナウザー、アナザートゥルース、エニグマ、イーグルフェザー、カフェブリッツの順でした。ここはシュナウザーの状態をしっかり確認できたのなら、見送るべきレースだったんだろうと思います。反省。
<5月5日・東京12R・4歳上1000万下牝馬・ダート1600m>
キール本命馬 3枠4番 パイルーチェ 8着
パンと押すでもなく「なんとなく」出た感じのスタート。ノリさん、最後方じゃないの・・・。3角までに後方4番手に進出し、その後もずっと大外から前に出して残り400mまでは「もしかしたら」と楽しませてもらいましたが、その後は前半が響いたのか伸びずの8着。ちょっとメリハリがなさすぎる競馬だったんじゃ~ないでしょうか・・・。
勝ったタガノカトレアは「Kir注目馬」の一頭。去年11月京都ダート1400mの1000万下特別で先行して0.2秒差3着にはいったときにピックアップした馬でした。その後、岩田騎手から手が替わって後ろからの競馬になっていたので、指数も「74~76」あたりだったので、今回は狙いからハズしていました。
ところがテン乗りの川田騎手がスタート良く2番手につける先行策。押して出していった8番ダイワエトワールと違って、抑えるくらいの手応えでスタート。ダイワエトワール&三浦騎手が内を取ったので、行かせてから外目2番手につける冷静な騎乗。直線残り400mを超えてもダイワエトワールが踏ん張っていましたが、最後にシッティングプッシュぎみに追って1/2馬身・0.1秒差で差し切り勝ちでした。
案外淡々と進んだラップで、東京ダート1600mの芝レースかと間違えそうな「Wライン」は出てきません。
東京9R・立夏Sのラップと比べるとクラスの差が良くわかるラップ構成。それでも12秒台前半のラップを終始刻んで、緩みがなかったこともわかります。
先行した3頭で決まったという、東京ダート1600mにしては淡々とした流れでした。パイルーチェについては3走前の中山ダート1800mで6着(1.1秒差)のときの指数が「96」というなにか恐ろしいほど高い数字が出てたのでそれに引っ張られてしまった感じ。力がないわけじゃないけど、「96」の時は減量騎手で後ろから行って出した指数。そのまま通用すると思ったキールが浅はかだった・・・。すごく反省。これでまたしばらくは、タガノカトレアも狙えないのかと思うとものすごく悔しい。
<5月6日・東京10R・ブリリアントS・4歳上OPハンデ・ダート2100m>
5月6日は外出のため、予想はツイートしました。結果だけをブログにアップしましたので、次の東京12R・立川特別も同じ記事に掲載してあります。
キール本命馬 3枠5番 アングライフェン 5着
アングライフェンはがんばったと思います。5着だし。でも狙った根拠になった前々走・京都ダート1900mアルデバランSでたたき出した指数「89」は、稍重の脚抜きの良い馬場でのこと。6日の乾いた馬場では信用しきれないのに、「もう1回ダートに戻して、ここは勝負に違いない」と思い込んだキールの眼力のなさに、我ながら悲しくなります。
実のところ本命候補としては、このレースを買ったフェニックスマーク、クラシックメタル、モズアトラクションも考えていました。しかしフェニックスマークを昇級初戦だからと嫌い、クラシックメタルを前走不良馬場だしと嫌い(だったらアングライフェンだって同じじゃないか!あっちは重賞だけど!)、モズアトラクションを「後ろからの馬だから」と嫌って、だったら勝負がかりっぽいアングライフェンでいってみよー!と思ってしまったのです。ゴール前、最内から上がってきたときは「きたー!」と思ったけど、最後は残念な5着でした。
勝ったフェニックスマークはスタート良く、内目の3~4番手を追走。向う正面半ばからリーゼントロックが外からマクってきたときは、これを好機と外目に出して3角から持ったまま加速。直線に向いたときには1・2番手で、追って追って最後は1と1/4馬身差(0.1秒差)で差し切り勝ち。4連勝を飾りました。あそこからなら北村宏司騎手であっても、前が詰まることもなく無事にいけましたね。
向う正面でのリーゼントロックが多少レースのラップを動かしましたけど、総じて淡々と流れるラップ構成。
クラシックメタルも7歳馬とはいえ果敢な競馬で見せ場を作ってくれました。フェニックスマークはまだ4歳。軽ハンデだったとは言え、強い競馬でした。ただ、指数としては飛びぬけているわけでもないので、ねらいどころは難しいかも知れません。
<5月6日・東京12R・立川特別・4歳上1000万下・ダート1400m>
キール本命馬 2枠3番 スズカゴーディー 1着
恐怖の4連敗から脱出できたこの一戦。このレースは指数+αで買い目を決めました。といってもキールは単複勝負の子なので、買う馬を1頭決めただけ。
スズカゴーディーの前3走は、実はキールはすべて◎をつけてました。ずっと本命馬だったんです。4走前に東京ダート1400m不良を指数「80」で0.1秒差2着になったときから追いかけて、3走前東京ダート1400m「71」、0.1秒差3着(後ろから行き過ぎた)、2走前中山ダート1200m「77」0.3秒差1着(中団から)、前走中山ダート1200m「79」0.4秒差4着と推移し、今走、田辺騎手に乗り替わってという臨戦過程。
内枠にはいった内田騎手はちょっと信用できないなぁと思っていたので田辺騎手への乗り替わりは歓迎材料。前走中山は後ろから行き過ぎて差し届かなかったという印象もあって、1200m⇒1400mの延長ローテだけど同ローテでの実績もあるし、1400mならもう少し前目にいけるはずだしと思い、1番人気のブロードアリュールを切って捨てての勝負でした。
前目にいけると思ったのに、レースはハラハラするような展開で、最後方からレースを始めたスズカゴーディーは内から騎手に促されてスルスルと進出、3角までには9番手。コーナーを加速しつつ、といって慌てることもなく、内目の8番手で直線に向くとこんどは外に切り替えて前に迫る。キタサンガンバと併せ馬状態で競り合って、いったんは抜け出したように見えたケルティックソードを捉えて置き去りにしてキタサンガンバと最後までたたき合い。アタマ差先着しての勝利でした。
展開はテン2ハロン目と3ハロン目に11.0秒、11.8秒と前が速い展開。
テン3ハロン35.3秒とハイペースラップを刻み、ダートらしくスピードの持続力を競う消耗戦になりました。
3頭とも中団からレースを進めての1・2・3着。その中でも比較的前目で競馬をしていたキタサンガンバは次走巻き返し必至だと思います。
指数もさることながら、指数を利用しつつ他の重要なファクターにも目配りをしておいしい馬券がとれるといいなぁー。
来週もがんばろー!!
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