キールだじょ!!
今回は、福島競馬場・ダート1150mの攻略です!
福島競馬場の1周距離はJRAのダートコースの中で一番短く、1445m。ゴール前の直線は267mで、コースの高低差は2.1m。
ダート1150mのスタート位置は上の図であるとおり2角の芝のポケット地点。スタート地点がコースでもっとも低いところにあり、ゴール地点あたりがもっとも高いところになります。
つまり、「ずっと上り坂」。正確には4角が始まってすぐのところで上り坂を一度下り、ゴール前直線の入口からゴールまでまた上る感じです。
スタートから3角までの直線距離が534mと長く、先行争いが激しくなりやすいのに上り坂というちょっと京都コースに似ています。京都と違うのは直線位置口からまた坂を上らなくてはならないところ。
また3角から4角・直線入り口までのカーブは「スパイラルカーブ」になっており、スピードを殺さずにカーブに進入できますが、カーブの出口でスピードに乗った馬が外に振られるようになるので、馬群がばらけやすくダート特有の「前・イン有利」がそれほど顕著ではない、といいう特徴があります。
ではいつもの通り、脚質別成績を見ていきましょう。
データは2014.11.1~2017.7.23で単勝20倍以下のみです。データの母数は少ないですが、高すぎるオッズを排除しました。やはり、小回りの福島コースとあってここも逃げ先行馬が強力ですね。
3着以内の数字は逃げ先行馬で62.5%を占めています。半分以上が前に行った馬だということがわかります。
最初のコーナーである3角での位置取り別の成績。ここでもきれいに前に行けば行くほど成績が良いです。
そしてゴール前直線が短いこともあって4角位置取り別の成績はもっと極端になっています。
ダートであるだけに前に行く馬が有利ですが、コース形態がずっと上り坂だけにずっとスピードをキープできる底力も必要そうです。
がんばってねらっていこー!
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